落石におびえつつハーケンを打ち
雷鳴におののく手でザイルをたぐり
あせにまみれてよじ登った山
いつもはおとなしいが
暴れだしたら手のつけられない
大きな牛
ぼくらはその肩にとまった
虻みたいなものだ
けれど今ぼくらの中を
まじりっけなしの風がふきぬけ
このよろこびのひととき
虻のこころは山よりも大きくなる
岩燕の歌
わかさのこだま
いかにも地球にこしかけて
いっぷくしているぼくらのいのちだ。
雷鳴におののく手でザイルをたぐり
あせにまみれてよじ登った山
いつもはおとなしいが
暴れだしたら手のつけられない
大きな牛
ぼくらはその肩にとまった
虻みたいなものだ
けれど今ぼくらの中を
まじりっけなしの風がふきぬけ
このよろこびのひととき
虻のこころは山よりも大きくなる
岩燕の歌
わかさのこだま
いかにも地球にこしかけて
いっぷくしているぼくらのいのちだ。
設問1 虻(あぶ)とはなにを指しているか?
1・ぼくら 2・登山者 3・野球(漫画)選手 4・吸血昆虫
設問2 牛はなにを表しているか?
1・雄牛 2・牝牛 3・地球 4・自然
設問3 「ぼくら」は今どこにいるのだろう?理由も述べること。
1・山の頂上 2・山の下 3・あと少しで頂上 4・どこでもない世界の真ん中